コルクマットはとても柔らかい素材で出来ているので、どこにでも敷けるのですが、中でも床に直接足を置く事になる脱衣所に敷いておきたくなりますよね。
しかし脱衣所は基本的に洗面所、洗面台を兼ねている場合が多く、尚且つ浴室と隣接しているものなので、そのために注意しておく点があります。
今回は脱衣所にコルクマットを敷くうえでの注意点、気を付け方について紹介していこうと思います。
脱衣所に敷くのは有り
コルクマットを脱衣所に敷くのは間違っているのかと言いますと、全然間違っていません。寧ろコルクマットを敷く事よって、冷たい床に直接足を置いたりしなくて済みますし、床の硬さから足を守る事も出来ます。
そしてコルクマット自体断熱効果があり、床の温度を適切にしてくれるので、冬でも床が冷えて、脱衣所の温度が下がるのを防いでくれます。
しかも濡れた足を床に付けると、ひんやりするうえにべたついて気持ちが悪いですよね。しかしコルクマットを敷いておけば、そのべたつきを防ぐことも出来ます。
更に脱衣所では髪の毛の手入れをする場合も多いですが、髪の毛を床に直接落としてしまうと、髪の毛が滑ったり飛んだりして、掃除が面倒になってしまう事もありますが、コルクマットを敷いておけば、髪の毛があまり動いたりする事なく、簡単に掃除をする事も出来ます。
更には、脱衣所の床がつるつるしていると、足を滑らせて転倒してしまうなんてこともあります。これは非常に危ないですよね。脱衣所の床に敷いておけば、滑り止めになり、転ぶこともなくなります。
そういったところから考えても、コルクマットを脱衣所に敷いておくは全然ありです。 寧ろ積極的に脱衣所にしいてみるのもいいかもしれませんね。
脱衣所に敷く時の注意点
しかし、脱衣所という場所にコルクマットを敷くという事には、注意すべき点があります。
これを踏まえておかないと、せっかくのコルクマットを駄目にしてしまったり、逆に脱衣所を不潔にしてしまったりします。 ここからは、脱衣所にコルクマットを敷くうえでの注意点について、紹介していきましょう。
- 水気に気を付ける
- 小刻みに干すようにする
- 裏面に気を付ける
コルクマットは表面のコルクの耐水性によって、水気にとても強いです。ちょっと濡らしたくらいでは浸透も劣化もしないので、まさに脱衣所に敷くマットに持って来いと言えます。
しかし、いくらコルクが耐水性の高い素材だからと言って、水が付いても拭かなかったり、濡れたまま放置したりしていると、コルクは結局水を吸収してしまい、コルクマット内部に水を浸透させてしまいます。
そうなると耐水性が失われるどころか、コルクマット全体の劣化に繋がってしまいます。脱衣所では水が飛び散りやすいので、水を拭くタオルなどを用意しておき、水が飛んだ時にはすぐに拭くようにしておきましょう。
コルクマットは内部の換気性が良く、湿気を外部へ逃がすようにしていますが、あまりに長時間湿気の強いところに置いていると、内部に湿気と水を溜め込んでしまいます。これは他のマットでも同じですね。
内部の湿気を放置していると、内部からカビてきたりして、衛生上とてもよくない状態になってしまいます。
そうならないためにも、脱衣所に敷いているコルクマットは天気の良い日に天日干しする、湿気のない部屋に持って行って干すなどして内部の水気、湿気を逃がすようにしていきましょう。
内部の湿気を適切に取り除くようにしておけば、コルクマットにカビが生えるなどの弊害を防ぐことが出来ます。
コルクマットを見ていると、表側ばかりに気を取られがちですが、裏面もしっかり見るようにしましょう。
表面の水気を取り、湿気を取り除いていたとしても、裏面に水気が残っていたり、湿気が溜まっている場合があります。
表面の水気は取り除いたから大丈夫と思って気付かないで放置していると、裏面からカビが生えて来るなんて事に繋がってしまいます。
コルクマットにしても普通のマットにしても、表面だけではなく、裏面もよく見て拭いたりするようにしましょう。
マットの裏面というのは結構盲点だったりするので、なるべく意識を向けるようにしていきましょうね。
まとめ
コルクマットは高い耐水性を持っているので、脱衣所等の水気の多いところに敷くのは良いやり方と言えます。
しかし、いくらコルクマットと言えど、水を長く置いたり、湿気に長時間晒されたりしていると、すぐに劣化していったり、カビを生やしたりしてしまいますので、脱衣所に使用する場合は水気に十分注意して使って行くようにしましょう。