今やDIYでも作られる事のあるコルクマット。敷くだけで部屋全体が柔らかくなったようなイメージを出す事もあり、触ってみると実際に心地よい柔らかさのある万能ジョイントマットなので、リビングに敷いてみたいとお思いの方も多いでしょう。
実はコルクマットをリビングに敷くのは大いにアリでして、沢山のメリットを得る事が出来ます。今回はこれからリビングにコルクマットを敷こうと思っている方に向けて、そのメリットについて、紹介していきましょう。
コルクマットをリビングに敷くメリットとは
コルクマットと言えば緩衝材のようなイメージがあるかもしれません。実際コルクマットはとても柔らかくて、ちょっとした衝撃ならば吸収してくれて、時には落としたお皿やカップを割る事なく受け止めてくれる事さえあります。しかし、コルクマットを敷くメリットはそれだけではありません。例えばコルクマットをリビングに敷いてみますと、以下のようなメリットを得る事が出来ますよ。
- 遮音効果大
- 冷えない
- 床が傷付かない
もしかしたらこれがコルクマットを敷く最大の理由かもしれませんね。コルクマットはその素材の特性によって、大きな音を吸収する特徴があります。
賃貸住まいの方は上の階、下の階の部屋の人達に気を配り、大きな音や衝撃を立てないようにする必要がありますよね。そんな時にコルクマットを敷いておけば、大きな音や衝撃を立てたりしても、下や上の階に響いたりするのを防ぐことが出来ます。
コルクマットを敷いた時の一番のメリットと言えるのが、この防音効果です。
コルクマットの素材はコルクとEVA樹脂ですが、これらには防音効果の他に断熱効果もあります。
床暖房などがないお部屋ですと、冬場になると床から冷気が来て、部屋が寒くなってしまう、足先が冷えてしまうなどの冷えに関するトラブルに悩まされがちです。
しかし、コルクマットを一枚床の上に敷いておくだけで、コルクマットの素材が冷気の侵入をある程度防いでくれて、床が冷たくなる、部屋が寒くなるなどのトラブルを防いでくれます。
そして夏場になっても熱を余計に吸い込むなんて事もないので、いつでも一定の気温を保つ床を作ってくれます。
これは当たり前ですが、コルクマットを床の上に敷いておくことで、床に傷が付かなくなります。
滅多にない事ではありますが、重いインテリアを動かした時には、床に擦り傷や凹みを作ってしまいがちです。
そんな時を迎えるより前にインテリアの下にコルクマットを敷いておけば、擦れようがずれようが床に傷がつく事はありません。
そしてコルクマット自体がとても柔らかいので、赤ちゃんや小さいお子さんが騒いで転んだりしても、怪我をするなんてことが少なくなります。コルクマットが硬い床から、赤ちゃんや子供を守ってくれるというわけです。
コルクマットをリビングに敷くうえでの注意
そんなメリットだらけのコルクマットですけれども、リビングに敷く時には注意すべき点があり、これを抑えておく必要があります。
これがないとコルクマットのメリットをすべて受け取れないので、是非ともご覧になってください。
- インテリアの脚部にキャップやラグを敷く
- 新しいものと古いものではギャップがある
コルクマットの上にインテリアを置く事で、インテリアの重さから床を守る事が出来ると記述いたしましたが、その際には椅子にしてもテーブルにしても、脚部の先端にキャップやラグを敷いておくことをおすすめします。
コルクマットの上に直接インテリアを置いてしまうと、コルクマットがその重さに耐えきれず、ひび割れや凹みが出来てしまいます。そうなってしまうとコルクマットの見た目はひどく悪化してしまうだけじゃなく、コルクマット全体の劣化や不具合にも繋がります。
コルクマットの寿命を伸ばすためにも、コルクマットの雰囲気を良くするためにも、インテリアを置く時には先端部にキャップを付けておくようにしましょう。
コルクマットはパズルのように取り替えていく事が可能になっている場合が多いです。
劣化や損傷が目立つようになった部分のコルクマットだけを、新しいコルクマットと交換していく事が可能なのですが、その時には高確率で新しいコルクマットと古いコルクマット間の色合いや質感のギャップが出来てしまいます。
やろうと思えばこれでアートを描く事も出来なくもないですが、新しいコルクマットを導入した時には古いものとギャップが出る事を覚えておきましょう。
まとめ
コルクマットを敷く事で、高い防音対策と防熱を期待できますが、その分扱う時には十分に注意し、工夫をしていく必要があります。
その注意点を抑えてしまえば、しっかり活用していけるので、この機会に覚えておきましょう。