ホットカーペットは床を暖かくし、寒い冬の時期を快適にしてくれるアイテムですよね。ここでは、コルクマットとホットカーペットは併用できるのか、併用するならどのような方法があるのかなど、詳しく見ていきたいと思います。
目次
ホットカーペットと一緒に使えるの?
ホットカーペットはほとんどの商品が、45度前後まで温度が上昇します。本来コルクは熱に弱い性質を持ちますが、中には床暖房やホットカーペットに対応している種類があり、それを用いれば床暖房やホットカーペットとコルクマットを併用することは可能になります。
カーペットと併用の仕方
床暖房とコルクマットを併用する場合、床暖房は動かすことはできませんから床暖房の上にコルクマットを敷いて使うことになります。しかし、ホットカーペットはコンセントがある場所ならどこでも使用でき、厚さも薄いため、コルクマットの上に置いても、下に敷いても使うことができます。
ここでは「上に敷く場合」と「下に敷く場合」の方法を詳しくご紹介します。
- 上に敷く方法とメリット
- 下に敷く方法とメリット
コルクマットの上にホットカーペットを敷いて使用する場合、ホットカーペットの上にホットカーペット対応の絨毯などをその上に敷いて使用することになります。
部屋全体をコルクマットで敷き詰めている場合は、この方法を使うことになります。コルクマットだけでもフローリングに比べて伝わる冷たさを軽減できますが、それ以上に暖かさを得たい人には嬉しいですよね。
子供は床でおもちゃを広げて遊ぶことが多いですが、その場所にホットカーペットを敷くことで、夢中になって遊んでいてもお尻を冷やす心配がありません。
ホットカーペットの暖かさがダイレクトに伝わるため、コルクマットの下に敷くよりも少ない電力で暖かさを実感できます。
コルクマットの下にホットカーペットを敷くという方法もあります。これは、コルクマットをホットカーペットの上に敷く絨毯の代わりとして使うということになります。
フローリングの上にホットカーペットを敷いて、絨毯を敷くと暖かさは伝わるものの柔らかさに満足できないという人もいるかと思います。クッション性の高い絨毯を敷こうと思うとある程度の厚さが必要になり、汚れた時のお手入れが大変です。そんな時にコルクマットを使うことで、優れたクッション性による快適さと、お手入れの手軽さを手にすることができます。
暖かさはほんわか優しい暖かさです。ほかにも絨毯だとダニが発生しやすいですが、コルクマットは天然の抗菌作用が備わっているため、ダニの発生を抑える効果も。肌触りの良い絨毯は毛足が長く、ごみやほこりを絡めて掃除がしにくいといったデメリットがありますが、コルクマットは、表面が平らなので掃除機での掃除もかけやすいといったメリットもありますよ。
床に顔が近い赤ちゃんや、アレルギーが気になるといった人にも安心して使えますよね。
暖房器具と併用するなら
ホットカーペットと併用する場合は、どのコルクマットでも良いわけではないので注意が必要です。パッケージや、通信販売なら紹介ページに「ホットカーペットに対応」と言った紹介がされているものを選びましょう。
本来コルクは熱には強くないため、対応していないコルクマットを、ホットカーペットなど熱を発する物と一緒に使うと、変形したり、縮んだりといった変化を引き起こし、安全面にも問題がでてきます。ホットカーペットの下や上に敷いて使う場合は、対応しているものを選んで使用する必要があります。
床暖房やホットカーペットに対応しているからといって、ふつうのフローリングに使えないということではありません。冬以外はコルクマットだけで使用し、冬場だけホットカーペットを併用したい人もホットカーペットに対応しているコルクマットにしておくと1年中快適に使用できます。
夏でも快適
ホットカーペットを使用しない季節でもコルクマットは継続して使用できます。ジョイントマットに比べクッション性に優れているので、そのまま子供のプレイスペースに使用したり、敷き詰めたりしたまま1年中過ごせます。夏場にはさらっとした肌触りで、汗ばむ足の裏もべたつかせずに快適に過ごせます。物を落とした時の衝撃を和らげ、音も吸収してくれるので大活躍です。
季節によって、敷物を替えることも多いですが、コルクマットはオールシーズン使える万能マットなので、使わない時期に収納したり、替えたりする手間がないので、収納場所の確保が難しい家にもぴったりです。
まとめ
コルクマットは、ホットカーペットとの併用も、対応しているものならできることがわかりました。コルクマットだけでも断熱効果は得られるので、まずはコルクマットのみを使用してみて、暖かさが物足りないと感じたらホットカーペットを使用してみるといったように、段階を踏んで使用すると無駄にならないでしょう。ホットカーペットと併用する時には対応しているかを必ず確認してくださいね。