コルクマットは弾力性が高く、防音性、保温性にも優れているので、フローリングの硬い床に敷いて当たりを柔らかくしたり、床の冷えを緩やかにしたり多くの人へ快適な使用感を提供してくれます。では、赤ちゃんや子供のいる家庭、ペットを飼っている場合はどうなのでしょうか?ここではコルクマットがおすすめの環境や効果的な設置方法などをご紹介します。
目次
赤ちゃんのいる家庭におすすめ
赤ちゃんのいる家庭でコルクマットを検討している方もいるかと思います。赤ちゃんは月齢で動きは変わりますよね。生まれたての赤ちゃんは寝ていますが、成長するにつれて寝返り、ハイハイ、伝い歩きなどどんどん成長していきます。
コルクマットはクッション性が高いため、ハイハイ時期でもてや足が冷えにくく、うまくハイハイできずに顔から転んでしまった時にもけがを防ぎます。支えがあると立ち上がれたり、伝い歩きができたりする時は、本人は歩く気満々でも体が上手く動かせないことも。結果、尻もちをついたり頭から床に転倒したりけがをしないかめが離せません。
コルクマットが敷いてあると尻もちや転倒時の衝撃を吸収するのでフローリングに比べて痛みを感じにくく、怪我を防ぐことができます。
元気な子供におすすめ
赤ちゃんの時期だけでなく、しっかり歩けるように成長した子供にとってもコルクマットはメリットがたくさんあります。
歩けるようになると今度は足り回ったりジャンプしたり、ドタバタ元気いっぱい。フローリングのリビングや廊下を走り回ると音が響き、マンションやアパートの下の階にも騒音として伝わってしまうことも。
子供の走り回る音でご近所トラブルになることもあります。コルクマットは防音性に優れているので、騒音でお悩みの方にもおすすめ。薄いコルクマットよりも厚手のコルクマットの方がより効果的です。20mmほどの厚さのものがあるので防音性で選ぶならおすすめ。厚いものは、床との段差が大きくなるのでつまずきやすくなったり、家具を置くときに不安定になったりと言ったデメリットもあります。段差が出ないようにサイドパーツが傾斜になっているものを選ぶとつまずきにくくなりますよ。
家具が部屋にある場合は、家具の下部分のコルクマットをカットすれば、床に直接家具を設置できるので安定するので安心です。厚いコルクマットを選ぶ際は、タンスの一番下の引き出しや、扉の下がコルクマットと接触しないかを確認しておくといいですよ。
室内で同居するペットにおすすめ
ペットを飼っているご家庭にもコルクマットが適しています。
室内で犬を飼っている場合、フローリングでは滑りやすく、足や腰に負担がかかります。その結果、脱臼やヘルニアになってしまうことも。コルクマットを利用すると、弾力性の高さから、爪のグリップ感が高増し、滑りにくくなります。滑りにくさと弾力性の高さは犬にとって相性抜群の床素材と言えます。
ペットを飼うと気になるのが抜け毛。抜け毛やフケはダニのえさともなり、爆発的に増えてしまうことも。コルクマットには、ダニの発生をおさえる防虫成分が含まれており、掃除機もかけやすい材質のため、室内でペットを飼うのに適しています。カーペットに比べて毛が絡まりにくいので簡単に清潔にできるので便利ですよね。
効果的なコルクマットの使い方
赤ちゃんや子供、ペットなどコルクマットはさまざまな環境でメリットを活かして快適な環境を作りだせる素材です。ここからはより快適にする設置の仕方や、より安心な高品質なものをご紹介します。
- 滑り止め対策は必須!
- 高品質なコルクマットで安心
コルクマットは一部に敷くと、滑りやすく、ずれてしまいこともあります。大人だけなら多少ずれても問題ありませんが、赤ちゃんや子供、ペットがいる場合、ずれることで転倒し、けがにつながることも。
部屋全体に敷き詰めることでずれることがなく、段差もなくなるのでつまずき防止にもなります。へやが広く敷き詰めるのが難しい場合はフローリングをコルクマットの間に滑り止めを挟んで使用すると何もしかないよりも滑らなくなりますよ。
コルクマットの高品質なものは、国外、国内での検査で有害物質が含まれない安全性が認められている商品もあります。大事な子供たちやペットの身近に使うコルクマットだからこそ、安全面には気を使いたいもの。
有害物質であるホルムアルデヒドなどが検出されないものなど、安全面に配慮されている商品は、商品説明にも記載されているので確認してから購入すると安心ですよ。
赤ちゃんや子供、ペットがいる環境にコルクマットはおすすめ
新しい家族が増え、環境が変わると、適した部屋の状況も変わります。赤ちゃん、子供、ペット、それぞれ快適な環境は異なりますが、コルクマットはどの場合にも有効に使える万能アイテム。トラブルを防いで快適な空間をコルクマットで手軽に作ってみては?