コルクマットの上に椅子を置いた時の注意点とは?

椅子

高い防音性やその柔らかさ、見た目の良さから、フローリングの上などに敷かれる事の多いコルクマットですが、生活スタイルによってはコルクマットを敷いた上から椅子や机といった家具を置いたりする場合もあるかもしれません。

コルクマットはその材質と性質故に、椅子を敷く時には注意をする必要があり、それをしないでいると、せっかくのコルクマットが台無しになってしまう事も。 今回はそんなコルクマットの上に椅子を置く時の注意点、対策について紹介していきましょう。

コルクマットに椅子を置いてしまうと?

その柔らかい材質によって衝撃を吸収し、物を落とした際の音を防いだり、場合によっては食器が落ちたとしても割れるのを防いでくれる時もあるコルクマット。

その柔らかさから、キッチンやリビングだけなく、子供部屋や仕事部屋などに敷いているというご家庭も多いかもしれません。

その場合、コルクマットの上に椅子を置くという事もあるかもしれませんが、その時にはきちんとした対策をしておかないと不具合が生じてしまい、せっかく敷いたコルクマットが台無しになってしまいます。

では、台無しにしてしまう要因とは何でしょうか?

キャスター付きでは跡が残る

椅子が置かれることによって起こる、コルクマットを台無しにする不具合とはずばり、椅子の跡がくっきりコルクマットに残ってしまうという事。

例えばキャスターの付いている椅子をコルクマットの上に置いた場合ですが、この際誰も座っていないならば、コルクマットに跡が残るような不具合が起こる事はありません。

一般的な勉強椅子、ワーキングチェアなら8kg前後の重さしかないので、これくらいならば耐えられるのです。

ですが、ここに30kgの子供、50kg以上の大人が座ろうものならば、到底耐えられなくなってしまい、凹みが出来てしまいます。更にそのままキャスターを動かそうものならば、表面が重さと摩擦に耐えられず、剥がれてしまいます。

こうなるとコルクマットには椅子による凹みの跡が残ってしまい、キャスター付きの椅子だった場合はそのタイヤが動き回った跡がくっきり刻まれてしまいます。

これを気にしないでいると、ふと足元のコルクマットをふと見てみた時、車のタイヤの跡がやたら残っているボロボロの道路みたいになっていたなんて事が起こります。

とてもじゃないですが、そうなってしまった姿は見て気持ち良いものではないです。

キャスター無しだと純粋に凹み、剥げる

ではキャスター無しの椅子ならば大丈夫なのではないかと思われるかもしれませんが、キャスター無しの椅子であろうとも、その跡はくっきり残ってしまいます。

キャスター付きの椅子と比べて摩擦が減るので、剥がれ自体は少なくなりますが、椅子の先端部の後はしっかり残ります。

キャスター付き椅子と同様に、何も対策しないでいた場合は、気付いた時にはコルクマットのあちこちが点状の凹みでいっぱいになっているなんて事になります。

そうなってしまった姿はやはり、見て気持ちの良い物ではありませんね。

コルクマットの上に椅子を置くなら?

コルクマットの上に椅子を設置して座ってしまうと、コルクマットはすぐにボロボロになってしまい、本来の役割を果たす事も出来なくなってしまいます。

しかし、「ならばコルクマットの上に椅子を置いてはいけないのか」と言われますと、そうではありません。

コルクマットの上に椅子を置く際にしっかり対策をすれば、コルクマットをボロボロにしたりする事なく、使用し続ける事が出来ます。

ここからはその方法についてご紹介いたしましょう。

  • チェアマットを敷いてコルクマットを保護しよう
  • コルクマットの上に椅子を置く必要がある時は、直接椅子を置くのではなく、チェアマットやラグを敷いてから、そこに椅子を置くようにしましょう。

    こうすればチェアマットやラグが衝撃や重みを肩代わりしてくれて、椅子の後が付いたりすることが非常に少なくなります。

    更に冬場ならば、ラグを敷く事によって、足元がぽかぽかになって作業や勉強が捗るようになるでしょう。

  • キャスター無しなら保護キャップを付けよう
  • キャスターの無い椅子に限られはしますが、椅子の脚の先端部に保護キャップを付ける事によって、コルクマットへのダメージを極力なくすことが出来ます。

    保護キャップには滑り止め、埃等の蓄積を防ぐ効果があるものも多いので、先端部分が汚れたり、滑ったりするのを防いでくれます。

    逆に滑りを良くしてくれるタイプのキャップもあるので、ダメージを与える事なく滑らせられるようにも出来ますよ。

まとめ

便利でおしゃれで柔らかいコルクマットは思いの外重さに弱いので、しっかり対策をしないと跡が残ったり、すぐにボロボロになってしまったりします。

特にコルクマットの上に椅子を置いた時は、非常に跡が残りやすいので、椅子にキャップを付ける、チェアマットを敷くなどして、ダメージを行かせない工夫をしましょう。