コルクマットは夏場に敷いても暑くならないの?

夏の青空

コルクマットは冬場に敷くと暖かくて良いという評判を聞く事も多いでしょう。

しかしその場合ですと、冬場ならばともかく夏場になると暑くなってしまう、部屋の温度を上げるのを手伝ってしまうのではないかというイメージもあるかもしれません。

コルクマットを夏場に敷くと暑くなるのは本当なのでしょうか? 今回はその答え等について、紹介していこうと思います。

コルクマットは夏場に敷くと暑い?

コルクマットは冬場に敷いておくと、床が冷えて、部屋の温度が下がるのを防いでくれるという評判を聞かれた事も多いかと思います。

実際その通りでして、コルクマットは断熱材でもあるため、冬場ならば床下からの冷えを防いでくれて、部屋が冷えていくのを防いでくれます。

つまり部屋を適切に温めてくれるというわけですが、しかし、という事はコルクマットを夏場に敷いておくと、熱や暑さを呼んでしまうのではないかとも思えてきますよね。

コルクマットを夏場に敷くのは、部屋を暑くする原因になるのでしょうか?

結論:コルクマットは夏に敷いても暑くない

結論をお話します。コルクマットは夏場に敷いても暑くなりません。

そもそもコルクマットは熱を吸収するだけではなく、熱を吸収した後に外に逃がし、コルクマットそのものの温度を一定間隔に保つという特性を持っているのです。

これはコルクマットを構成するコルクの通気性の性質だったりします。

なので暑くなりすぎる事も無ければ、冷たくなりすぎる事もないのです。冬場は床とその周辺を温め、夏場は過度に熱くするのを防いでくれるのですよ。

しかし、その力を過信しすぎるのも良くなく、コルクマットを敷けば暑さが和らぎ、部屋が適度に涼しくなるというわけではありません。

あくまで部屋が必要以上に暑くなるのを防いでくれるだけなので、涼しくする際は素直にエアコンの冷房機能、扇風機などの力を借りるようにしましょう。

熱気や湿気はないの?

ではコルクマットは熱気や湿気に当てられるような日でも大丈夫なのでしょうか?

最近では夏場になると気温が異様なまでに上がり、空気そのものが熱を帯びてしまうような事さえあります。2018年、2019年の夏場は顕著で、気温が40度以上になり、家から出る事が危険になってしまったなんて事もありましたよね。

流石にそこまで気温が上がるようなことはなくても、30度越えになることは珍しくありません。

こうなるとコルクマットも熱くなるのではないかと思ってしまいますよね。 コルクマットは熱や湿気に当てられても大丈夫なのでしょうか。

結論:熱気も湿気も大丈夫

結論をお話します。コルクマットは熱気も湿気も適度に保ちます。

上述している通り、コルクマットは非常に通気性の良い素材で出来ているので、熱気や湿気が籠るような部屋の中でも、熱くなったりじめじめしたりする事はありません。

あまりに湿気の高い日が続いてしまうと、カビの発生等が心配になったりしますが、コルクマットの素材はその通気性によって、湿気を溜め込んだりしてカビを生やす事も、少ない方に入ります。

コルクマットは熱や湿気を適度に逃がし、一定の温度と湿気を保つように出来ているからこそ、冬場は暖かく、夏場は暑くないのですよ。

ただし、如何に通気性が良いからと言って何もしないでいると、コルクマットにもカビが生えてきてしまい、非常に不衛生な状態になってしまうので、可能な限りカビを防ぐようにしておきましょう。

そうしないとコルクマットを無駄に劣化させ、交換する羽目になります。

コルクマットの夏場のメリット

では、そんなコルクマットを夏場に敷くメリットとは何でしょうか。

コルクマットは非常に通気性が良く、熱を溜め込みにくいので、フローリングなんかよりも熱くなることはありません。なのでフローリングなどの床の上に敷いておけば、床から熱が出てきて、部屋の中が暑くなってしまうのを防いでくれます。

しかもコルクマットの熱くならない特性によって、素足を置いてもべたべたしません。夏場になると汗をかいてしまい、それでフローリングを踏むとべたべたして気持ちが良くないという思いをされた方は非常に多いでしょう。

そんなべたべたを、コルクマットは防いでくれます。夏場のフローリングの上には、コルクマットを是非とも敷いてみましょう。

まとめ

夏場になると暑さを助長するのではないかと思われがちのコルクマットは、そんなことはありません。

コルクマットは床の気温を一定に保つ役割を持ってくれているので、必要以上に暑くなるのを防いでくれます。

そして夏場になれば夏場用コルクマットも出てくるので、それらを選んでみるのも良いでしょう。