コルクマットは赤ちゃんに最適!防音対策にも

赤ちゃん

家族が増えると嬉しい反面、今までの生活とはガラッと変わり、戸惑うこともあります。赤ちゃんは生まれたばかりのころは寝ているだけですが、月齢が高まるごとに著しく成長し、行動範囲も広がります。いつまでも同じ環境が快適ではなく、成長に合わせて環境を変えていく必要があります。 ここでは赤ちゃんのいる生活にとってコルクマットが適しているのか?どのように選べばよいのか?詳しくご紹介していきます。

コルクマットの特徴

コルクマットはコルク樫という木の樹皮を加工した素材で、いくつもの優れた特徴を持っている天然素材です。最も有名なのはワインの栓ですが、最近はこの特徴に着目したインテリア製品も数多く作られています。その中の一つが天然コルクを利用したジョイントマットですが、まずはジョイント式の天然コルクマットの特徴を見ていきましょう。

  • 防音性に優れている
  • コルクマットの特徴は吸音性が高いことです。天然コルクの素材の内部には多数の気泡があるため、音がこの気泡に吸収されるため、高い防音性を発揮します。天然コルクの持つ防音性を活かして作られている建物にコンサートホールや図書館、会議場などが挙げられます。日常の足音はもちろん子供が走り回った時に出る衝撃音、赤ちゃんの泣き声やテレビの音などの生活音を吸収してくれるお防音性に優れたすすめの床材です。

  • 耐水性に優れている
  • コルクマットは耐水性に優れ、水に強く腐りにくいという特徴があります。後ほど詳しくご紹介しますが、抗菌成分が入っているので腐りにくいことから、ワインの栓として数百年使用できるのは耐水性に優れているコルクの特徴があるからです。コルクマットとして使用する場合も、日常的に発生する水や飲み物をこぼしたり、赤ちゃんのよだれやミルクの戻しなど、子供の時に発生するトラブルに対しても対応できるおすすめの素材です。

  • 衝撃吸収性に優れている
  • 天然コルクは衝撃の吸収能力に優れています。もともと、欧米では荷物を梱包するための緩衝材として普及してきただけあって、衝撃を吸収することはコルク本来の用途ともいえます。コルクマットとして使用した場合もこの特徴を活かして赤ちゃんや子供の転倒防止や床や家具の角などの突起物の保護材に活用されています。

  • 断熱性に優れている
  • 天然コルクは素材内部に多数の気泡を持ち、気泡に熱を吸収、保温することから高い断熱性を持ちます。炭化させた炭化コルク材は住宅の壁面に使われる断熱材として有名で、天然素材の家を建てる際に断熱効果を高める建材として利用されています。コルクマットとして使用する場合もこの特徴を活かすことができ、特にハイハイなど素足や素手で床を触る機会の多い赤ちゃんがいるご家庭では、冬の冷たい床から赤ちゃんを守るのにおすすめできます。

  • 抗菌性に優れている
  • 赤ちゃんと生活する上で重要なのが抗菌性です。まだ十分に免疫機能が発達していない赤ちゃんは、生後6ヶ月をすぎるとお母さんから生まれた時にもらった免疫が切れて病気にかかりやすくなってしまいます。食器や家具などを抗菌性の高い素材で揃えるのと同様に、床も抗菌性の高い素材で保護したくなります。この場合も天然コルクの持つ抗菌性を活かすことができます。

    天然コルクにはタンニン・スベリン・ニグリン・ロウなど抗菌性の高い成分が含まれています。例えばタンニンはお茶やワインなどにも含まれており、お茶が殺菌成分を持っているというのはこのタンニンの存在からきています。 このように抗菌成分が多く含まれているため、赤ちゃんの大敵であるダニなどの害虫が生息することができず、カビも発生しにくくなります。コルクマットを床材に使用することで清潔に腹ばいやハイハイができる空間を赤ちゃんに提供できます。

  • 軽量性に優れている
  • 天然コルクは軽量性に優れ、持ち運びが簡単にできます。床に敷くのも、掃除をするために持ち上げることも簡単にできます。重いカーペットは持ち上げてその下を掃除するだけで一苦労ですが、コルクマットを使用すればそのような手間も省けます。また、軽量なので大量に使用しても建物の構造に負担をかけることがないので、建物そのものの保全にも役立ちます。万が一、ジョイントマットを壁に立てかけて掃除しているときに、誤って赤ちゃんの方に倒れてしまっても、ほとんど衝撃を受けることはなく、大切な赤ちゃんを守ることができます。

  • 難燃性に優れている
  • 天然コルクの持つ多くの気泡の中には窒素が多く含まれています。窒素は無毒無臭で消火剤の原料としても使用されていることから、天然コルクは難燃性が高い素材といえます。また、万が一火災が発生した場合も有害ガスは発生しません。大切な家族の命を守るためにも、このような特徴を持つ天然コルクを使用したコルクマットを床に敷いておくのは安心して生活できる要素が増えるため、おすすめです。

コルクマットはなぜ赤ちゃんに良いの?

コルクマットはクッション性に優れ、衝撃を吸収します。生まれたての赤ちゃんにとってはあまり関係ないことですが、そのほかにも特徴があり、赤ちゃんのいる環境にコルクマットはおすすめの床材と言えます。

赤ちゃんにおすすめできるコルクマットの特徴

赤ちゃんにとってコルクマットの床は様々な特徴から相性が良い床材といえます。 赤ちゃんに向いているといえる特徴をいくつかご紹介していきましょう。

  • 赤ちゃんの成長に必要な「滑りにくい床」になる
  • 最近の住宅はフローリングが増えており、和室がない住宅も増えています。フローリングは掃除が簡単なメリットがある一方、赤ちゃんにとってはデメリットもあります。 フローリングの床は滑りやすいことが大半ですが、腹ばい期やハイハイ期は床がツルツル滑ることでうまく移動できなかったりします。コルクマットはちょうど良い抵抗があるので、赤ちゃんの手や足の力をしっかりと受け止めてくれます。

    抵抗がある床で生活していると、フローリングの床に比べて力が必要になります。すると手足や体の筋力が発達していくので丈夫な体になっていきます。丈夫で元気な赤ちゃんに育つ環境を作るためにも、コルクマットの床で子育てをするのはおすすめです。

  • 様々な「音」を吸収してくれる
  • 赤ちゃんと生活していると泣き声や物を落とす音、ハイハイや歩いている音など様々な生活音が出てきます。特にマンションやアパートの場合は、近隣トラブルを恐れてそういった音が出るのを気にしてしまう方も多いと思います。その点、コルクマットは防音性が高いので、コルクマットを床に敷くことで赤ちゃんの出す生活音を吸収してくれます。

  • 危険から守ってくれる
  • 生後4ヶ月頃から寝返りが始まり、生後6ヶ月もするとハイハイが始まります。この時期に気をつけたいのが頭を床にぶつけることです。 この時期の赤ちゃんはまだ十分に首の筋肉が発達していないので、頭の重さで寝返りやハイハイの時に頭をぶつけてしまう可能性があります。頭への衝撃は脳の発達に影響を与えるので、頭をぶつけることには十分注意したいところです。フローリングの床の場合は床面が硬いので特に注意が必要です。

    その点、コルクマットを使用することで赤ちゃんが頭をぶつけた場合でもその衝撃を軽減してくれます。最初は行動範囲も狭いですが、だんだん広範囲に行動するようになるので、ジョイント式のコルクマットを使用することで赤ちゃんを危険から守ってあげましょう。

コルクマットで快適に

コルクマットをフローリングに敷くと、ひんやり感から足の冷えを守ってくれる保温性を持っています。環境によって、ベビーベッドを使う家庭もあれば、置く場所がないなどの理由で使わない家庭もあるかと思います。どの環境でもどの月齢の赤ちゃんがいる家庭でもコルクマットは効果的です。

  • 生まれたばかりの頃
  • 布団の間にコルクマットを敷くことで、床からの冷気を布団に伝えずに赤ちゃんを高環境に導きます。赤ちゃんはしゃべることができず、お腹がすいたり、寒かったり、暑かったりすると泣いて大人に伝えます。快適な環境は赤ちゃんの機嫌を良くするポイントに欠かせません。機嫌が良いと、ママやパパも安心ですし、負担も軽減されます。

  • 寝返りの頃
  • 寝返りをうつようになると、一箇所にはいなくなります。寝返りはできるようになると、初めのころは同じ方向にしか回転しないのでどんどん最初にいたところからコロコロ転がっていきます。布団の上だけでは場所が狭いので、コルクマットを敷き詰めていれば転がっても衝撃を和らげてくれます。

  • ハイハイの頃
  • ハイハイができるようになると更に行動範囲が広がります。また、時には手がもつれて顔から床に転倒することも。フローリングやカーペットに比べてクッション性が高いコルクマットなら傷みが少なく、怪我の防止にもなりますよ。

お手入れ方法

よだれがでたり、ミルクを吐いたり、おむつ替え中におしっこをしたり。気を付けていても床を汚すことが多い子育て。カーペットの上で汚してしまうとそのカーペットを全て洗わないといけないので洗濯や干す手間がかかります。

ジョイント式のコルクマットは耐水性にすぐれ、水をこぼしたちょっとした汚れなら拭き取るだけで大丈夫です。洗うこともできるので匂いが気になる汚れなら、その部分だけを取り外して水洗いをしましょう。陰干しでしっかり乾かせばきれいな状態で使えますよ。

カーペットを洗濯している間は代わりのものを敷くか、我慢しなくてはいけませんが、コルクマットはその部分だけなので、普段行かない場所のパーツと入れ替えたり、何枚か予備として購入したり工夫次第でさらに便利に使えます。

ほかのジョイントマットの特徴

コルクマットのほかにもジョイントマットは売られています。子供部屋やリビングに敷いて使う人も多いかと思います。クッション素材のPEやEVA樹脂が使われており、コルクマットにもコルクの下に使われているものも。

見た目にはカラフルなものから落ち着いた木目調などもあり好みのものから選べます。リーズナブルなものが多いので汚れても気にせず、短期間での使用と割り切って使うには取り入れやすい材質です。

コルクマットとクッションマットとの違い

クッション素材のみのジョイントマットとコルクマットとの違いもいくつかあります。まずは滑りやすさ。コルクマットは細かなコルク樫が密集してできた素材なので、抜群の滑りにくさ。

動けるようになったばかりの赤ちゃんはまだまだうまく歩くことはできません。足をしっかり踏ん張れる環境を作ってあげることで怪我の防止になり、赤ちゃん自信にも進んで歩く気持ちを持たせてくれるでしょう。

コルクマットは天然コルクが使われているので、独特の温かみを感じられ、見た目にもおしゃれ。子供部屋だけでなく、リビングにも最適です。

安全検査をクリアしたものなら安心

赤ちゃんのいる家庭では安全性は大切なポイントです。

赤ちゃんの健康のために天然素材の製品を取り入れている方も多いと思います。住宅や家具にも天然素材を謳う製品が増えていることからも、安全性を重視する人が増えているといえるでしょう。 後ほど詳しくご紹介しますが、コルクマットにも天然コルクとポリエチレンなどを使ったコルクマットなど、いくつかの種類が存在します。天然コルクを使用したコルクマットであれば、高い抗菌性を持つので赤ちゃんがいる家庭で床材として使用するのに十分な性能を持っているといえます。

コルクマットを購入する場合は、ISO9001認定工場で生産された商品や、国際検査基準をクリアした商品など、高品質のコルクマットにはしっかり記載されているので、通信販売ならサイトを確認。店舗で購入するならパッケージを確認してから購入しましょう。

しっかりとした踏み心地ならコルク100%

コルクマットにはコルクとクッション素材が使われているものと、コルク100%のものがあります。クッション素材とコルクの商品の方が多く、価格も手軽です。

コルクのみの商品はクッション性よりも、しっかりとした踏み心地が特徴なので、つかまり立ちをし始めた赤ちゃんに最適です。また、反り返りにくい、においがきつくないなどのメリットもあります。

コルク100%とクッション素材の入ったコルクマットの違い

コルクマットにはコルク100%の製品とクッション素材が使われているものがあるとご紹介しましたが、具体的にどのような違いがあるかをご紹介していきます。

  • コルク100%のコルクマット
  • コルク100%のコルクマットは文字通り、表面・裏面を含めた全ての部分がコルクで作られているコルクマットです。オールコルクマットと呼ばれることもあります。厚さは5ミリ以下であることが多く、反りなどの形状劣化が少なく、接着剤を使用しないのでコルク本来の良い木の香りがするのも特徴です。一方で、他の素材と組み合わせたコルクマットに比べクッション性がやや低いことが挙げられます。

  • EVA素材のコルクマット
  • 表面は天然コルク、裏面にクッション素材としてEVA素材を使用しているジョイントマットのことを指します。多くは表面が1ミリ〜3ミリのコルクで裏面が7ミリ〜10ミリのクッション材で構成されています。 EVA素材とは、EVA樹脂という合成樹脂を泡状に固めた素材を使用しています。身近な例では発泡スチロールやスポンジ、ビーチサンダルなどもEVA樹脂の一つです。 EVA素材の良いところは、柔軟性と弾力性に優れているところ、耐水性が高いこと、口に入れても安全なところがあります。 EVA素材は天然コルクと似たような特徴を持っており、コルク100%のコルクマットに比べて安価であることから、多くのコルクマットに使用されています。

  • ポチエチレン素材のコルクマット
  • クッション素材としてポリエチレン素材を使用しているジョイントマットです。PEとも呼ばれます。ポリエチレン素材はポリエチレン樹脂を泡状に固めた素材です。ポリエチレンは世界で最も使用されている合成樹脂で、身近なところではスーパーのレジ袋や生鮮食品を保存する時に使うラップ、洗面器やポリバケツ、ポリ袋(「ポリ」はポリエチレンのこと)などで使用されています。 価格が安く、水やアルコール・酸に対する耐性があり、口に含んでも安全です。一方で紫外線に弱く、弾力性や防音性がEVA素材のコルクマットに比べるとやや劣っているのが特徴です。

    このように、同じように見えるコルクマットですが、素材によって特徴が違います。素材の良さを活かすのか、クッション性など実用性を選ぶのか。赤ちゃんにとって一番良い素材のコルクマットを選んであげたいですね。

サイドパーツがあるものも◎

歩き始める赤ちゃんのいる部屋にコルクマットを使うには注意も必要です。

ジョイントパーツの端はでこぼこしており、そこにつまずいてしまうことも。ごみが溜まりやすいので、サイドパーツを利用すると清潔に使え、傾斜のあるサイドパーツを使えば段差も軽減するので安心です。サイズごとに用意されているので、使用しているコルクマットに合ったサイドパーツをお選びください。赤ちゃんがでこぼこの部分をいじってちぎったり、口に入れたりするのを防ぐこともできるのでサイドパーツは利用したいですね。

赤ちゃんのいる家庭にコルクマットを

赤ちゃんのいる環境にはコルクマットが最適です。月齢を気にせず早めに用意しておけばいつでも快適に利用できます。生まれる前の準備段階で用意しておけばゆったりとした気持ちで赤ちゃんを迎えられますよ。赤ちゃんの快適な環境はパパ・ママにとっても嬉しいこと。ぜひコルクマットで快適な空間を作ってみてくださいね。