丈夫で柔らかいというイメージのあるコルクマットですが、長く使っていくとなると、どれくらいの耐久性があり、どれくらいが寿命になってくるのか、気になってきますよね。
コルクマットはそこそこの値段のするものなので、なるべく交換の頻度を少なく、長く使って行きたいですよね。耐久性や寿命はどれくらいなのでしょうか。
今回は、コルクマットの耐久性と寿命について紹介していきましょう。
目次
マットの構成から耐久性を知ろう
基本的にはEVA樹脂で構成されたマットの表面に、それなりの厚さのコルクを敷いている作りになっています。コルクの柔らかさもあるのですが、大体の柔らかさはその内部にあるEVA樹脂マットのおかげだったりします。
しかしながら熱が適切に保たれ、そのうえ耐水性能によって防水効果もあるというのは、表面に敷かれているコルクのおかげ。メリットの大半はそのコルクです。
そしてコルクとEVA樹脂の組み合わせによって、コルクマットは普通のマット等よりも遥かに丈夫で、高い耐久性を持っています。そんな簡単に切れたり、壊れたりしないのです。
そんな壊れにくいコルクマットですが、実のところこれも消耗品のため、長く使っていれば寿命が来てしまい、交換時を迎える事になります。決して壊れないというわけではないのです。
では、耐久性・寿命はどのくらいなのでしょうか。
耐久性は3年から5年
コルクマットにしてもその他のグッズや家具にしても、耐久性=寿命です。 コルクマットの場合は、あまりにもひどい使い方をしていない限りは、3年から5年ほどが寿命となり、換え時になります。
その時には表面がひび割れ、剥がれ、色も褪せて、如何にもおんぼろといった外観になってしまっている事でしょう。見た目で劣化具合がよくわかるものなので、ある意味では耐久性・交換時がわかりやすい家具と言えるかもしれません。
しかしコルクマットはそんなに安い物でもなく、購入時にはそれなりの出費となります。可能であれば交換の時期を遠ざけていきたいところですよね。
耐久性・寿命を縮める行為は?
耐久性は3年から5年であるとお話ししましたが、これはあくまで最善の方法で使い続けた場合であり、痛ませる、如何にも劣化させてしまうようなやり方で使い続けてしまうと、3年を下回って交換時を迎える事になってしまいます。
使い方を間違えれば、3年から5年も持ってくれるはずのコルクマットを2年や1年で交換するなんて羽目になりかねません。
ここからはコルクマットを痛ませ、劣化させてしまう行為について紹介していきましょう。
- 濡らす
- 傷付ける
- 重い物を載せる
コルクマットは表面のコルクの防水性能によって、水を弾く性質を持っています。なので濡れてしまってもすぐに拭き取れば、水が浸透する事なく済ませる事が出来ます。
しかし水が長時間かかっていたり、あまりに湿気の強いところに敷いていたりすると、コルクの表面の防水性能はすぐに失われてしまい、EVA樹脂もコルクも水を通してしまうようになります。こうなると水の浸透したところから脆くなり、劣化していってしまいます。
水に濡れてしまった時は、なるべくすぐに拭き取るようにしましょう。
表面のコルクは傷にも強く、そんな簡単に傷付くようなことは少ない方に入ります。それでも削るような傷を入れてしまえば、そこから脆くなっていき、やはり劣化が始まってしまいます。
しかも劣化が進んで行けば行くほど、傷が良く見えるようになり、傷そのものが付きやすくなっていってしまいます。最終的には穴が開いてしまい、床を守る役目がなくなってしまう事も。
コルクマットは重さに非常に弱く、凹みを作られるともう直りません。 そのため、上には重い家具などを載せないように工夫する必要があるのですが、それをしないでいると、あちこちが凹みだらけになり、やがてそこから傷や剥がれが起きていきます。
そうなればもうそこから劣化していくので、コルクマットの上には可能な限り重い物を置いたりしないようにする、どうしても置く場合はコルクマットと物の間にシートを敷くなどの工夫をするようにしましょう。
まとめ
コルクマットは比較的丈夫に出来ており、耐久性の高いマットですが、それでも適切に使わなければすぐに劣化し、交換時を迎えてしまいます。
そうならないためにも、劣化させないように工夫し使って行くようにしましょう。