コルクマット生活

自宅の床が冷えて困ったり、賃貸マンションやアパートの方はフローリングにキズを付けないように気を付けたりと、お困りの方も多いはず。そんなお悩みを解消してくれるのがコルクマットです。「カーペットとは違うの?」「使ったことがないから詳しく知りたい」という方、購入を検討している方など、コルクマットに興味がある方にわかりやすくご紹介します。

コルクマットってどんなもの?

赤ちゃんやペットをやさしく受け止めます

みなさんはコルクマットとは一体どんなものかご存じですか?コルクマットを一言でいうと「天然素材コルクを原料にして造られたジョイントマット」のことです。通常、コルクマットは「コルクシート(表面)+ EVA素材(裏面)」の組み合わせが一般的です。

また、コルク100%使用のオールコルクタイプもあります。ちなみにジョイントマットとは、つなげることができるフローリングに敷く敷物のことです。

そもそもコルクとは?

防水効果が高く簡単お手入れ

ところで、コルクマットの原料に使われている「天然素材コルク」とは一体どんなものなのでしょうか?天然素材コルクとは、コルクガシの木の皮が原料です。

コルクガシには、幹の外側に厚い「コルク層」ができあがります。この「コルク層」こそが、コルクマットの原料に使われます。一般的には、樹齢約25年以上になって、初めて「コルク層」がコルクの材料として剥ぎ取られます。その後、9~12年かけて「コルク層」が再生します。

また150~250年もの間「コルク層」は何度も収穫することができます。つまりコルクガシ自体が、強力な生命力を持った樹木ということです。

コルクマットを敷く5つのメリット

コルクマットを、床に敷くことで、多くのメリットが発生します。するとこれまで、発生していた数々のデメリットを解消することができます。

では、コルクマットを敷くことで、一体どんなメリットがあるのでしょうか。次の章からは、コルクマットを賃貸住宅の床に敷く5つのメリット についてわかりやすくご紹介します。

    • ①フローリングをキズつけない

1つ目のメリットが「フローリングをキズつけない」ことです。その理由はコルクマットは、表面にコルクシートが使われており、裏面にはEVA素材が使われています。裏面のEVA素材が、フローリングに密着することで、断衝材になり、フローリングをキズつけることがありません。

コルクマットの裏面に使われているEVA素材とは「エチレン・ビニール・アセテート」のことです。通称エヴァ素材・エヴァ樹脂と呼ばれています。主成分は、エチレン・酢酸ビニル共重の合成樹脂です。

簡単にいうとEVA素材は「スポンジ」のように柔らかく・伸縮自在の素材です。一般的には、EVA素材は浴室のバスマット・サンダルの底などに使われています。浴室のバスマット・サンダルの底に使われるほど、柔らかく、圧力が分散しやすく、敷き面にキズやダメージがつきにくい素材です。

そのため新築物件・賃貸物件のフローリングに、直に敷いてもキズをつけることがありません。また、最も柔らかい無垢材のフローリングに敷いても安心です。

もし現在、賃貸物件のフローリングに、キズがつくおそれがある時は、ぜひコルクマットをご利用されてみてはいかがでしょうか。大事なフローリングを、思わぬキズから守ってくれます。これからはコルクマットの上で、快適な時間を過ごすことができますよ。

    • ②インテリアの変更が自由にできる

2つ目のメリットが「インテリアの変更が自由にできる」ことです。その理由はコルクマットは、定規をあて、カッターを使えば簡単に好みのサイズにカットすることができるからです。結果、ユーザー様のイメージ通りの敷きマットにすることが可能です。

通常、コルクマットに使われている素材は「コルクシート(表面)+ EVA素材(裏面)」か、コルク100%使用のオールコルクタイプのどちらかです。

メーカーにもよりますが「コルクシート+EVA素材」であれば、通常コルクシート1mm+EVA素材4mmになります。合計でも5mmなので、簡単にカッターでカットすることができます。

また、オールコルクタイプのコルクマットでも、最大4~5mmの厚みです。よって、こちらも簡単にカッターでカットすることができます。インテリアの変更をしたいと思った時は、定規とカッターさえあれば、簡単にできるということです。

例えば、新しい家具を購入した時には、家具のサイズにきっちりと合わせて、デザインすることができます。このようにデザインの自由度が高いことも、コルクマットの魅力の1つです。

現在、賃貸物件のインテリアの変更をご検討中であれば、ぜひコルクマットをお使いになってみてはいかがでしょうか。他にはない、オリジナルのインテリアデザインを実現することができます。

    • ③メンテナンスがラク

3つ目のメリットが「メンテナンスがラク」なことです。その理由は、汚してもすぐに拭きとれ、掃除が簡単だからです。小さなお子様がいるご家庭で気になるのが、飲み物や食べ物のこぼしです。絨毯やカーペットであれば、一度汚してしまうと、とるのが大変です。

ところが、コルクマットであれば、色のついたジュースをこぼしても、固く絞ったウエスで拭き上げるだけで済みます。ササッと汚れが落ちてくれます。なので、こぼしに対して不安がなくなります。

また、掃除に関してもホウキで掃くことができ、掃除機を使うことでもできます。ほぼフローリングの上を掃除する要領でOKです。

傷みが激しくなったら、1枚からでも交換することができます。なので、気になる箇所が出た時は、その箇所だけを交換できます。

もしも賃貸物件で、床のメンテナンスや面倒な掃除をできるだけ回避されたい時には、ぜひコルクマットを選ばれてみてはいかがでしょうか。コルクマットは、メンテナンスがラクな敷物です。

    • ④階下に音がつたわりにくい

4つ目のメリットが「階下に音がつたわりにくい」ことです。その理由は、コルクマットはコルクシートとEVA素材(スポンジ素材)なので、クッション性が高く、音・振動を吸収して、階下に伝わりにくいからです。

小さなお子様がいるご家庭で気になるのが、子供たちが走り回る時の足音とモノを落とした時の衝撃音です。もし直にフローリングだと、足音は間違いなく階下に伝わります。しかも毎日毎日のことなので、階下の入居者様にとっては大きなストレスになります。

また、もう一つ気になるのが、モノを落とした時の衝撃音です。いきなり「ドーン!」「ガチャーン!」と聞こえてくるので、階下の入居者様はそのたびに「ドキッ!」とされます。

小さな子供がやることだから、通常は大目にはみていただけます。ただし、積もり積もると、やがてはトラブルの元に発展することも十分考えられます。

そんな時はコルクマットを敷くことで、子供たちが走り回る時の足音とモノを落とした時の衝撃音を、一端クッション代わりに止めてくれます。階下に伝わりにくくしてくれます。

もし賃貸物件で、小さなお子様の足音やモノを落とした時の衝撃音が気になる時は、ぜひコルクマットを使われてみてください。驚くほど、階下に音がつたわりにくいですよ。

    • ⑤フローリングからの冷えをシャットアウト

5つ目のメリットが「フローリングからの冷えをシャットアウト」できることです。その理由は、コルクマットの素材が「コルクシート・EVA素材」であることで、断熱効果が期待できるからです。

冬場のフローリングはキンキンに冷えています。エアコンつけていても、スリッパなしでは歩けません。ところがコルクマットを敷けば、フローリングから伝わってくる冷えをシャットアウトしてくれます。スリッパなしでも、くつろぐことができます。そのまま座っても、冷えが伝わらないので、冬場も安心です。

また、逆に夏場になると、汗をかいた身体で直に触れても、ベトベトしません。サラサラした快適な肌触りを楽しむことができます。コルクマットがあることで、エアコンも省エネできます。

もし賃貸物件で、冬場にフローリングからの冷えでお困りであれば、ぜひコルクマットをお使いください。フローリングからの冷えをシャットアウトしてくれます。

多くの人が良さを実感!

お客さまの声

コルクマットは、使用する期間、使う広さ、環境などを考慮し、最適なコルクマットを選ぶことで充実した時間を送ることができます。ぜひご自宅にあったものを探してみてくださいね。